スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

子育て

子どもも自分の範疇

昔父親に「お前は身内に冷たい」と言われたことがある。そういう父親こそ、自分の父親には冷たかった(私の祖父にあたる人)祖父が子ども好きなのかはわからないが、私にとっては間違いなく、父母よりも身近にいて寄り添ってくれた存在。それが祖父母なのだ。…

娘は道先案内人だった

好きな仕事はできなかったかもしれないけど、親に言われるがままの人生を歩んできたわけじゃない。 わたしはあなた達に、好きな仕事を選んでほしい、好きな道を歩いてほしい。 だから、あれがいい、これはダメだとは言わずにきた。 だけどそれが逆に、道標の…

実際に働くことと、好きなことのギャップについて

娘が休みはじめてから、母としてあれこれと奔走していたのにもかかわららず、その姿を娘にはなるべく見せないようにしていました。 関係機関との電話連絡も、娘の聞こえない場所で行っていました。 娘には、母親が何をしているのかがよくわからなかったかも…

どうして(親は)ほめられたいんだろう

子どもの事でほめられると、天にも昇りそうな気持ちになるものです。(ちよっと言い過ぎですね) 定型の子どもであってもそうですが、障がいのある子に対して 「お母さん、よく上手に育てられましたね」 なんて言われれば、 例え子育てが自分1人のちからではな…

あなたはわたしのたからもの〜ジッタリンジンふうに

大人を、親を信頼できなくなってしまった子どもたち・・ 親としてできることは何だろう。 誠実に向き合いたい、 嘘はつかない、ごまかさない、 説教するより聞き役になる、 感情や思いを吐き出させてインアウトのバランスをとる、 あなたの味方だってこと伝…

『間、髪を入れず』が正しい

時々、こんな想像をします。 私と娘なり息子なりが一緒に並んで歩いています。 そこに急に車が突っ込んできたら・・ 上から鉄筋が落ちてきたら・・ 私は子どもを守れるのだろうか? このような想定は、ただ反射的に行動する場面です。 思考とか判断するとか…

過ぎたるはフェニックスの如し?

娘の登校拒否にまつわり、過去をさかのぼったり、反省したり、後悔したり。でも過去への航海(後悔) はこれで終わりにします。未来には手を加える事はできるけど、過去に手を加える事はできない。だから、今回はこれで終わりにします。また少し時間が経ったら…