スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

秘技!畳返し

学校ではそれほど大きな事件もなく過ぎてきたわけで・・
それは、娘が大人しく生活できる人なので、まわりに (とりあえず) 迷惑がかかりにくかった事や、
娘が生活の中で困り感なく過ごしてきたからかもしれません。
ところが4年生あたりから、どうも友だちのことで何となくすっきりしない気持ちを抱えるようになったみたいでした。
例のごとく自分からあまり言わないので、娘の時々こぼす数少ない会話や、娘の雰囲気から、それを察するわけです。
娘にはいつも「何か言われたの?」
「学校で何かあったの?」など
声は掛けていたのですが、その声かけでは不十分だったかもしれません。
そして4年生の後半、
「どうして○○学級なの? あの人達と一緒に勉強したくない」
「みんな、どうせ私のこと馬鹿にしてる、死ねばいいと思ってる」
「学校に行きたくない、転校したい、引越ししたい」
・・・などなど、吐き出すようになったのです。
そのような事が発端で、通常級への移籍を考えるようになりました。
この吐き出した思いは、今いま始まったことではなく、娘の中に漠然として1年生の時からあったのかもしれません。
それとも少しずつまわりの状況や自分の置かれている状況を観察できるようになったのでしょうか。
それにしても、娘が通常級に移るなんてことはこれっぽっちも考えた事がなく、先生方や専門の方からも勧められたことはないので、
私の世界観?を娘によって(いい意味で) 覆された気持ちです・・