スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘 (14歳) と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

友だち100人できないよっ

参観日の時、久しぶりに支援員さんの1人と顔を合わせました。
短かい時間でこしよこしょと話しただけだったのですが、
「むー (娘の仮名) ちゃんもたった1人でいいから、仲良しの友だちができるといいんだけどねえ・・」
「そうなんですよねえ・・」
なんて話してて、ふと、遠い記憶がよみがえりました。
・・・そうだ、むーには仲良しの友だちがいたっけ・・・
幼稚園時代、2年間一緒に過ごしたあの子。
○ちゃんは1人っ子で、内気な女の子。
体は1番大きいけれど、申し訳なさそうにもじもじして、すみっこで様子をうかがっているような・・どことなくむーと似ている所もあるかな・・?
その○ちゃんとむーが、いつの間にか近くにいるようになり、遊ぶようになり、笑ったり、ふざけたりするようになったのです。
障がいを知ってから、むーが将来、はたして友だちなんてできるのだろうか!?
女の子だとなおさら、色々大変かもなあ・・
そんなふうに日々思い悩んでいた母としては、
なんと言ったらよいか、至福のよろこび・・大げさのようですが、天にも舞い上がるような気持ちだったんです (by舟を編む
○ちゃんは何人かの仲良しグループがいたのですが、それはママ友同士のお子さんのようで、活発なお友だちの中、どちらかというと顔色をうかがったり、引っ込み思案で、自分の気持ちをうまく表せないようでした。
そんな2人が一緒に遊んだり、ふざけ合う姿は、とてもとても微笑ましかったのです。
言葉はあまり必要なかったようです。
何となく、2人とも通じ合える部分があって、お互いに心を許せる友だちだったのでしょう。
○ちゃんは卒園と同時に、遠くへ引っ越してしまいました。
娘は○ちゃんがいなくなってしまうと知った時も、いなくなってしまってからも、悲しそうにしたり、泣いたりはしませんでした。
今年、何年かぶりに○ちゃんから娘に年賀状が届きましたが、
娘は書きませんでした。
娘には、「友だち」というものの概念が、まだよくつかめられないのかもしれません。