スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

月のお客様

娘は5年生で生理がきてしまいました。どうでもいい事ですが、私は中1だったので、早いなあ・・と思います。
今の子ども達なら発育も良いので、5年生ならクラスに何人かはいるとは思うのですが・・。
支援級にいる女の子は、生理の時は担任の先生に伝えて、何かあったらよろしくお願いします・・みたいな感じらしいのです。
その子その子で休み時間トイレに行くよう促したり後始末の仕方を確認したりするのかもしれません。
娘も当然、はじめての事なので、ナプキンの装着もたどたどしいし、後始末もへたっぴです。
もともとトイレに行くタイミングもうまく取れないところもあるので、色々担任と相談もしたかったのですが・・・
男性なんです、担任が。
支援員は全員女性です。
なので、担任が男性の場合、実際の対応は支援員がしてくれると思います。
支援員さんには日頃からお世話になり、感謝しています。
でも、支援員さんと直接細かいお話ができないのが・・残念です。
担任を通さなくちゃならないので。
5年生になり、担任が男性になった事で、母としてはそれだけでかなり落胆してしまいました。
高学年になれば、友だち関係、特に女の子同士の関わりが心配になるし、
生理もじきにくる事は予想していたし、
身体の成長、身だしなみなど、女の子として目配りしてほしい部分もあるのです。
なので、前任の先生には、5年生の担任は女性を希望したいと伝えていました。
これまで支援級では、高学年には同性の担任がつくようでしたので、念のため伝えた程度で、さほど不安はなかったのですが・・・
開けてみると、まさかの男性、しかも、ザックリな方のように見える・・・
ほんとに本当にがっかりしましたね・・
私にはそういう話題を、自分のことならともかく、娘の身体のことを男性にするという事にとても抵抗があります・・。
その時に1人の支援員さんに「今年は生理が始まるかもしれないので、よろしくお願いします」と話しました。
支援員さんは「ああ…わかりました、ほかの支援員にも言っておきますね」
これはつまり、学校で突然生理がくるかもしれない、という時の予防線です。
担任には、言いたくないです。
言って、一体、彼に何を気をつけてもらえと?
いつもおしり見張ってもらうわけにも行かめえ。
幸い、初潮は夏休みだったので、休み中に徹底して、ナプキンのつけ方や後始末の仕方を、その都度確認して指導しました。
とりあえず、経血がもれないようにナプキンをしっかり当てる、
使用済みナプキンは中身が見えないようにきちんと処理する、
この2つが重要課題なのです。
ナプキンは、はじめは普通サイズの方が当てやすいし片付けやすいかなと思っていたのですが、下着にシールで貼るときに、前後の位置に戸惑うようで、前過ぎたり後ろ過ぎたりして不安定でした。
結局ロングサイズのものに定着。
そのほうが多少の前後のズレも気にならないし、厚くて大きいので、気持ち的にも安心のようでした。
色んなメーカー、種類のナプキン試しました・・楽しいけど、高上がりだわ・・
そんなわけで、娘の生理もまだ不順気味ですが、月1でやってきて、その都度対処していくうちに、まあまあ何とかそれなりに管理できるようになってきました。
昨年の秋頃、たまたまお会いした支援員さんに、生理がはじまったと伝えました。でも担任には言っていませんし、言うつもりもありません。
支援員さんは、私が担任に伝えない事をためらっていましたが、気持ちを説明して、ぎこちないながらも自分でできる事を伝えて納得してもらいました。女の先生にはそれとなく伝えておくから、と気遣ってくれました。
でも、学校ではナプキンは取り替えないらしい・・ロングサイズ長時間安心に感謝!?するでしゆ。
・・まださほど量が多くないのと、もちろんおしっこもしていないであろう事が・・これからの課題でしょうか・・・。