読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘 (13歳) と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

涙のバレンタインデーキッス

娘のこと
娘から少しずつ笑顔が消えていったような・・・気がしたのは、あの頃からでしょうか。
今思い返せば、あの頃から娘は変わっていったんですね・・。
ほとんどの学校行事は楽しんで積極的に参加していたし、
何かの役割を決める時には進んで手を挙げていたのに、
少しずつ、そんな機会が消えていったような・・・
今、振り返ればはっきりと、その分岐点が見えてきました。
1年半前くらいの、4年生の2学期後半頃から・・
それは、
娘が小さい頃から交流のある友だち、
利発で活発な、娘のあこがれの友だち、
その友だちとあるトラブルがあって・・
それば娘のせいでも友だちのせいでもなく、あえて言えば第3者の大人の責任だったのですが、
その事が友だちに、娘に対する不満を抱かせてしまったのです。
ここからは私の想像なのですが、
その事で、友だちやまわりの子から冷たい態度を取られたのかもしれません。
それが1度かもしれないけれど、
何かを感じ取った娘は、少しずつ通常級の子たちに対して、今までにない漠然とした疎外感のようなもの・・
を持ち始めたのかも、しれません。
その年明けのバレンタインデー、
娘はその子と、毎日登校している子に手作りチョコを渡しました。
きっと、何かの意味がこもっているんだろうな・・
と感じて一緒に手伝ったっけ。
(その当時、一緒に登校していた友だちは仲良しの友だちができてしまい、娘は1人で登校していました)
それから昨年の秋頃・・
その友だちから、
「○○学級だからってえらそうにしないでよね」・・
こう言われてどれだけ傷ついたんだろう。
あこがれていただけに、
その子みたいになりたいって言っていたのに、
そんなふうに言い捨てられてしまった。
娘には返す言葉も、思いつく言葉さえもなかったでしょう。
なぜそんなふうに言われるのかがわからないのだから。
その時私は、娘にこう話したように覚えています。
「そっか・・何か嫌だったよね・・どうして△はそんな事言ったんだろうね・・もしかしたら、何かわからないけど、嫌な事とか、あったのかもしれないね・・」
「うん・・・」
時は巡り、今年のバレンタインデー・・
娘は何も気づかないかのように、
誰にもチョコを渡しませんでした。