スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

家庭内カウンセリング

夜、娘が二階に上がったのを見計らって、兄2人とキッチンで話しました。

娘の不登校が長くなりそうなので、そっと見守ってほしいこと、
これからも相談などでわたしが娘と一緒に動くと思うのでよろしく、
みたいな感じです。
兄2人もそれぞれ大事な時期ではあるので (常に大事な時期と言えますよね) 
わたしが忙しそうに見えても遠慮なく色々相談してほしい・・とも話しました。
兄2は少し確認しながら、ほぼ黙って聞いて了解しておりました。
兄1は・・
色々出てくるのであります。
自分が学校を休みたい時はゆっくり休めなかったのに、なぜ妹はゆっくり休ませるのか?
そもそもなんで休んでいるのか、原因はなにか?
家ではのんびりしてパソコンいじって動画ばかり見ているのが気に入らない、
自分がパソコンほしい時には買ってもらえず、妹は小学生のくせになんで好き放題いじってるのか、
パソコンだけじゃなくスマホだってほしい時には買ってもらえなかった・・
だいたいそのような流れでした。
兄1の主張は、常に「俺は○だったのになぜ妹は△なのか」の定理に当てはめていました。
それらのことは、兄1にとっては不公平で不条理なことなのです。
兄1の中ではすでにそういう定理になっているのです。
わたしは学校を休んだ時の対応、パソコン、スマホという3つのキーワードに分けて、
兄1の場合と娘(または兄2) の場合とを説明しました。
その説明は私たち親のやってきた事を正当化するためではありません。
その時その時では良かれと思ってやっていても、必ずしも正しいとは言えません。
だから、まずは説明するのです。
そして、ここがおかしい、それは違うと言われれば、
ただ受け止めるしかないのです。
だってもう過ぎたことは、取り替えることができないんですから。
だから、その時のつらい気持ちやくやしい気持ち、やり場のない怒り・・
それをただ吐きだしてぶつけてもらうしかないのです。
だから、何度でも言っていいんだよ、
「今さら言ってもしょうがないのはわかるんだけどさ・・」
ううん、言いたいうちは何度でも言ってくれる? 言わなくちゃいけないことなの、そのほうがこれからのあなたにはいいことなの。
おなかにためといて、腐らないうちに吐きだしてほしいの。
「・・なんかつらくなったから寝るわ」
あ、、そう。