スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

本人告知への道①

娘が自閉症スペクトラムと診断されて8年半、いつから本人への告知を意識し始めたんだろう・・

記憶がおぼろげですが、多分小学校入学の頃だと思います。
それまでは、年齢的にももちろん、娘の理解力も少なかっただろうし
どうやって伝えるべきかのイメージは全く持てませんでした。
知り合いのお母さんは本棚に子ども向けの発達障がいの本を置いていたそうです。
それを読んでいたお子さんが
「ぼくに似てる!」「そうだねー」
みたいなはじまりだったそうです。
多分障がい名までは説明していないと思いますが(今度聞いてみよう・・)、
生活の一部に自然な形で、告知の扉を開けていたようです。
そこのお子さんは1人っ子です。
そうやって自然に自分の障害について、自分の状態と照らし合わせて知っていけるっていいなあ・・
だけど、もしうちで本棚に本を置いていたら・・
娘よりも先に兄達が読み始めるでしょう。
その流れでいくと、本人告知よりまず兄弟告知になってしまいます。
・・それもまた良かったのかもしれませんが。
我が家の本人告知を遮るもの・・
それはオットの障がいに対する理解や受けとめ方だったのだと思います。