スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

相談は誰のため?

娘が「相談には行きたくない」と言いました。

・・そうです、相談したいのは私なんです。
娘の中ではもう相談終了なのです。
娘が不登校になってから、手当たり次第あちこちに相談の予約をしていたので、
しかも1度きりでなく2度3度と続く相談(のようなもの) もあって、
娘はウンザリしてきたようです。
やばい・・来月は本命の病院受診もあるのに。
(以前から通院していた病院は愛想が尽きたので、別のもっと手厚くしてもらえそうなところに変更しました)
さすがに病院は本人が行かなきゃ診察にならないよね・・
相談も「できれば本人もご一緒に」と言われるのですが、
もし無理なら、親が話だけでも聞いてもらうという方法もあると思います。
検査などがあるなら別ですけどね。
まあ確かにこの1ヶ月の間に何回も人と会う約束があったので、
詰め込みすぎたかな・・と反省しています。
ただでさえ休んでいて、友だちや人に会いにくい状態だったのに。
私としては、できるだけあちこちに相談して、色んな方法を見つけたかったし、
選べるなら選びたかったし、
つながる場所が多いほうが心強く感じたのです。
あと2つほど相談が残っているのですが、
娘の意向を聞いて、無理そうならやめようかなと思います。
ひとつだけ、病院にだけは行ってもらわないと困るので、これだけは一生懸命娘を説得して連れて行きたいです。
それにしても、今まで病院や児相には
「なんで○○に行くの?」と聞かれることはありましたが、
「行きたくない」と言われたことはありませんでした。
うまく説明して納得してもらうとか、
気が進まなくても何とかお願いして、
とにかく行ってもらわないと困るなあ・・
行きたくないってことは、自分は行かなくていいと思ってて、
なぜ行かなければならないか、
何のために行くのか、
行って何が変わるのか、
そういうものをはっきり伝えないと
ただ連れて行かれる・・になっちゃうのかなあ。
それなりに理解はしても、納得までできるかはわからないし。
小さいうちは何も考えずに言われるまま付いてきてくれたけど、
成長するってこういうことなのかなあ・・
こうなるともう、対親ではなくて、
対子ども本人の相談なり診察になっていくよね。
だんだん親は付き添い、見守り的な存在になっていくんだなあ。
それより、お願いだから病院は一緒に行ってね!