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スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘 (14歳) と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

はじめての教室、はじめての先生 (続)

家に帰る

娘を車に乗せて家に帰り、すぐに布団を敷き横になってもらいました。

もう痛みや吐き気はないとの事で、軽く水を飲ませ休ませました。

程なくして、娘はぐっすり眠っていました。かなりゆっくりと。

 

とても疲れたのでしょう、肉体的にも、精神的にも・・・。

私は担任の先生に、娘の容態が落ちついて休んでいる事と、あらためて今日のお礼の連絡をしました。

 

娘が眠っている間、私はまだ気持ちが高ぶっていたように思います。

朝から平静を装い、いつも通りに、

学校ではことさら明るいテンションで振る舞っていましたが、

やはり気を張っていました。

 

どうか、今日の日が無事終わりますように。

今日の目標がうまく達成できますように。

 

疲れを感じて、少しうたた寝をした後、あらためて自分なりに今日の出来事を一つひとつ振り返りました。

そしてその一つひとつを検証してみました。

 

多すぎた負担

今日の1番の目標は、娘と先生が会える事。
 
ほんの少しの時間でも、2人が顔を合わせて軽く挨拶ができたらいいなあと。
できればその時に、娘にとって良い印象にしたいなあと。
 
まずはそれだけが叶えば合格かな・・・と考えていました。
しかし実際は、盛りだくさんの内容になってしまいました。
  • 先生と会う事
  • 学校に、しかもまだ一度も入った事のない教室に行く事
  • 先生と一緒に作業をする事

 

第1の目標

先生と会う事は1学期のけじめとして娘に促せるし、今を逃したら会うきっかけがまたすぐにはやってこないような気がしました。

 

 また、娘の状態としても (もちろん私の状態としても) 各種相談を経て一区切りついていたので、時期的にも良いと感じました。

 
このまま娘と会えずに1学期が終わってしまうには、毎週自宅に足を運んでくださった先生に申し訳ないような気持ちもありました。
 
「先生はあなたの事を心配しているよ」
 
という形を残せるのではないかとも思いました。
 
先生と会うよう促した事は、例えどんな結果になっても受け止める覚悟はありました。
 

教室で会う事

会う場所は学校がいいと娘は決めてくれたけれど、教室まで行く必要があったのだろうか。
 
学校を休みだしてから、二度ほどスクールカウンセラーとの面談で学校へは連れて来ていたのですが、
新学期になってからはまだ一度もなく、しかも教室に入るなんていきなりハードル上げ過ぎただろうか・・・。
 
しかし、どこで先生と会うか話をした時、娘の表情からは、教室に行く事への抵抗はさほど感じられませんでした。
 
むしろ、少し気になっているのかな?
 
なんて思ったりもしましたが、
ただの思い過ごしだったのかもしれません。
 

先生との作業

教室で作業をしたい、と先生がおっしゃったのは、当日の朝。
 
「楽しみにお待ちしています」のメールでの挨拶とともに、「2人きりで作業を・・」との希望があり、それはあえて娘には告げませんでした。
 
そもそも、その日の朝は
 
「今日、学校に行く日だね」も
「先生、元気にしてるかなあ」もなく、
あえてその話題には触れず、たわいのない話で学校まで着いたのです。
 
今日の日が何の日か・・
 
娘には十分わかっていたと思います。
 
だからプレッシャーになるような、わかっている事をいちいち確かめるような言葉かけを、
なるべく控えていたのです。
 
また、母親である私が今日の事を楽しみにしているとか、何かを期待しているとか、
そんな空気は絶対に出したくありませんでした。
 
教室に入って、先生に会って、
そこではじめてお手伝いをお願いされる。
 
娘の心境はどんなだったのでしょう。
 
話を続けるよりは気が楽だったのか?
 
それとも簡単な挨拶だけですぐに帰るつもりだったのか?
 
そして体調が悪化してトイレにこもり帰ってくる・・・。
 
学校にいたのは1時間弱。
そのうち先生と過ごせたのは10分程度。
 
最初、学校には数分でもいられれば私としては満足のつもりでしたが、
ついついあれこれと欲張ってしまったのかもしれません。
 
私も先生も・・・。