スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘 (14歳) と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

はじめての教室、はじめての先生 (ゾクゾク)

目が覚めて

昼過ぎに娘は目を覚まし、遅い昼食 (そうめんなり) を取りました。

お腹が空いていたようで、1人分には多いかなと思える量をペロリと食べてしまいました。
 
「おなか大丈夫?」
「うん、大丈夫」
 
その後はまたいつものように、パソコンで動画を観ていました。
 
娘は未だに、家で勉強をする気にはなれないと言います。
 
学校を休み始めた途端、これまで仕方なく無理してやってきた勉強、
やりたくなくてもやらなければいけないと自分を追いつめながら片付けてきた宿題。
 
・・何となく、燃え尽きちゃったようにも受け取れます。
 
だから家では、パソコンや本や漫画で過ごしてばかりです。
 
それほど楽しそうにしているわけでもなく、それでもそれなりにくつろげる趣味なのでしょう。
 

娘の気持ち

夕食もみんなと同じように済ませ、デザートまでしっかり食べた娘の体調は、
すっかりもとに戻ったと思います。
 
娘が起きてから、どこかのタイミングで話がしたかったのですが、
夕食の後、ちょうど2人で台所でゆっくり話す事ができました。
 
「ちょっと、話してもいいかな?」
「うん」
 
あれこれ前置きは無駄かなと思い、単刀直入に聞いてみました。
 
「今日、学校に行くの本当は嫌だった?」
「別に嫌じゃなかった」
「学校に行くのも? 先生と会うのも?」
「うん、どれも」
「でも緊張したんじゃないかと思って」
「全然、そういうの、何にも感じなかった」
 
・・・でも、おなか痛くなったり、気持ち悪くなったりしたよね?・・・
 
それはもう追求するのはやめました。
あまり悪いイメージを思い出させたくなかったので。
 
「じゃあ、また今度・・いつになるかまだわからないけど、夏休み中にまた学校で先生と会えるかな?  まあ、来週はないと思うけど、もっと先に・・・またその時、あなたに声かけていい?」
「ん〜・・・うん・・・」
 
何となく複雑なようです。
 
その辺はやんわりで終わらせて、
 
今日、先生と会ってくれた事、
「先生と会ってほしい」というお母さんのお願いを聞いてくれた事に、
あらためて娘に「ありがとう」と言いました。
 
「先生とどんな話をしたの?」
「先生、どうだった? こわかった?」
「お手伝い、嫌じゃなかった?」
 
・・この辺りは、あまり覚えていないし、何も感じなかったようです。
 
その頃はもう、おなかが痛かったんだよね・・・。
 
娘には、具合が悪くなった時は、「まずい」と思ったらお母さんじゃなくても先生や大人の人に伝えてね、と話しました。
 
いや、今回だって、私が聞かなければ娘から訴えてくれたかどうか、あやしいものです。
 

締め

この一連の流れを振り返ってみるに、
娘はこの一大イベントをこなし切る事に精一杯で、
 
自分がどういう思いなのかとか、
どんなふうに感じたのかとかは、
まったく余裕なく終わってしまったように母からは感じられました。
 
たった今の気持ちとしては、まだ何も浮かび上がるものはないのかもしれません。
 
でも何日かして、もしかしたら何ヶ月、もっと何年かして、
・・・大人になってからかもしれないけれど、
 
この日の事をプラマイゼロよりはプラスα・・・でいいから、
 
何となく bright な気持ちで思い出してくれるといいなあ・・・
 
何せ、娘は dark な世界に興味があるらしいから・・・
 
ああ、何だかゾクゾクだわあ・・・。
 
これはまた後の話・・・。