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スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘 (13歳) と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

魔王に誓おう

「お母さんは何歳でセックスしたの?」

直球ストレートすぎる娘からの質問。
思わず (お、おう…) と心の中で唸ってしまうなあ・・。
 
昨年、娘に性教育の本を買い与えました。

 

youtumugi.hatenablog.com

 

当時小学5年生でしたが、生理が始まったのをきっかけに、自分の体の事や、性にまつわるエトセトラを学んでほしかったのです。
その本には単なる女性の体の知識だけではなく、男性の心と体のこと、妊娠、避妊、中絶、性行為感染症・・について書かれています。
買ってきた当日、娘に「この本読んでみて」と勧めてみると、すぐに目を通してくれました。しかも食い入るように・・。
 
4年生の頃から、性的な話題が出てくるマンガを読んでいたし、自分を含めた女性の、そして男性の、体のことや性的と思えるものは、やはり興味があるのだと思います。

 

好きっていいなよ。(1)

好きっていいなよ。(1)

 

 

例え幼児だって、性とは何かなんて理解していないに等しいでしょうが、単純に自分や親しい人の体に興味を持つのはとても自然なことだと思います。
「なんで毛が生えてるの?」「どうやって生まれてきたの?」という質問は幼児に質問される『答えにくい解答ベスト5』には入っているでしょう。
 
話が脱線しましたが、とにかく、娘もまわりの子ども達と同じように、ちょっとエッチなマンガも読むようになり、自分の体の変化と共に、性に関する興味関心が自然に強くなっていると思われます。
 
時々この性教育の本を読み返しては「〜ってどういう意味?」「なんで〜なの?」という質問はわりと抵抗なく、そう、まるで幼児が「なんで毛が生えてるの?」と聞く同じ感覚で、大人には少しドッキリするようなことも聞いてきました。
 
そしてその質問に私はできるだけ誠意と敬意を持って答えるように心がけてきました。ただ、これまではなるべくわかりやすいように、かなりシンプルにかみ砕いたり、あえてオブラートに包むこともあったのですが、その本を与えた時から、もうそういうのはやめて、しっかり丁寧に伝えたいな、と考えました。
 
わたしは『エッチ』という比喩が好きではありません。だから子ども達にもセックスという単語で話します。うちの子ども達はその単語を恥ずかしがらずに口に出してくれます。あまり抵抗はないようです、時代の違いでしょうか。
正直なところ、わたしは大人になるまで口にするのは恥ずかしく (いや、今でも恥ずかしいですマジで・・) エッチと表現しちゃってました・・。
 
でも 性を伝える立場になると、曖昧な言葉で語るのがイヤだな・・と感じたのです。
そんなこともあってか、冒頭の「お母さんは何歳でセックスしたの?」という質問も、娘にとって何の躊躇もなくぶつけてきたのでしょう。
 
「え〜っとね〜、○歳の時だよ。でも恥ずかしいから、みんなには内緒にしてね、お母さんとむー(娘の仮名) の2人の秘密だよ?」
「うん」
楽しそう・・・秘密が楽しいのか、体験談が楽しいのか・・・。
「むーはどうして聞いてきたの?」
「えっとさあ、ネットで小学4年生がセックスしたって書いてあったから、お母さんは何歳でしたのかなと思って」
 
・・・またネットか・・・・・
 
「へえ〜、そうなんだあ、4年生かあ・・でも4年生って早すぎないかなあ・・だって今のむーより2つも学年が下って事だよ?  むーが4年生の時にセックスしたいって思えたかなあ? ていうか、体がまだ小さいから、セックスするの大変じゃない? 痛そうじゃない? ていうか自分がやりたくてやったのかなあ??」
 
わたしの方が質問攻めにしてしまいましたね・・・。
 
ここでまた「ネットとは」の話を娘に言って聞かせ、その話が本当かどうかはわからないね・・という結論になったのでした。
 
娘も完璧に信じ込んだわけでもなく、心のどこかで不思議に感じる部分もあったようなのですが、言い切られると間に受けてしまいやすいタイプなんだと思います。
 
言い方はあまり良くないけれど、疑ってかかる事も必要なんだよ・・・時にはね。
 
それでも、 娘や息子たちと性に関しての話題が持てるというのは、わたしにとって夢見ていたことであります。
 
今のところ、子ども達が聞いてきたことに対し、大人として知っている知識を伝え、参考にしてもらうような感じですが、性という、全ては語らないであろう領域の1部分でも共有できるのは嬉しいものです。
 
ただね、母のことを子ども目線で根掘り葉掘り聞かれるのは、困るね・・・やっぱり照れくさいし、言いたくないこともあるし、礼儀っちゅうものがあるでしょう・・・子ども目線だと『甘え』が出ちゃうのが困るんだよね。
 
でもお母さんの体験年齢は、ほんとのことだよ・・魔王に誓って。