スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘 (14歳) と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

実際に働くことと、好きなことのギャップについて

娘が休みはじめてから、母としてあれこれと奔走していたのにもかかわららず、その姿を娘にはなるべく見せないようにしていました。

関係機関との電話連絡も、娘の聞こえない場所で行っていました。
娘には、母親が何をしているのかがよくわからなかったかもしれません。
わたしの中では、娘のこころに負担をかけないようにとの配慮のつもりでしたし、娘がわからなくてもそれで構わないのですが、娘にとっては、もやもやとした、身の置き所のない思いだったかもしれません。
それと同じようなことが、これまでもあったのかも…しれない。
 
娘の将来を思い描くとき、まわりから多少の支援は必要とするけれども、自立して働いて生きていけることを優先に考えてきました。
娘が好きなこと、やってみたいことはもちろん意識して応援してきたけれども、それらのことを娘の将来には、わたし自身うまく結びつけて考えていなかったかもしれない。
そのことが、娘には先の見えない事であったり、好きなことを好きなようにやっていいのかという不安に変わっていってしまった…かもしれない。
それもまた、わたしの子どもの頃と重なってしまうことなのでした。
わたしは大人に近づくごとに、好きなことをひとつずつ道に置いてきた印象があります。
それは多分、結果的に自分で選んだこと、決めたことではあるのですが…
今になって考えると、それは残念なことでした。
好きなことが仕事にならなくてもいい。もしかしたら何かの役に立つかもしれないし、趣味で十分楽しめるかもしれない。
だから、子どもたちには好きなことがあれば応援したい気持ちがありました。
だけど、それを仕事としていくには、背中を押す自信がないのです。
反対まではしなくても、努力も苦労もすることになるかもしれないよ…くらいのことしか言えないのです。
それは自分自身が好きなことをあきらめてきたからでしょう。
その母親の姿が、子どもたちに夢を、好きなことを、結果的にあきらめさせてしまっていたら…
本末転倒だよなあ…。