スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

マインドコントロールはマイルドにしよう

先生からもらった宿題を持ち帰り1週間。

週末学校で先生と会うのですが、ぎりぎりまで宿題には手をつけませんでした。
娘の反応を考えると、あまり気が乗らないんだろうなあと思われ…こちらから急かすのもなんだし…まあ、ほっとこうかなと。
対話をするのは娘と先生なのであって、わたしは通訳程度、特性を多少配慮して方向を整える程度でいいかなと。
とは言え、とりあえず娘の思惑は確認しておくべきかな、と思います。
先生と会う前日、娘と話し合いました。
「先週、先生からもらった宿題だけど…」
学校でどんな事ならできるのか。
難易度の高いほうから消去法。
教室でみんなと一緒に教科の勉強をするのはまず無理。
今は勉強アレルギーなのだ。
だから場所がどこだとしても同じなのです。
教室だろうと図書室だろうと保健室だろうと家だろうとetc.
じゃあ、図工・音楽・体育などは?
それも無理だと言う。
じゃあ勉強以外…給食を食べに行くとか、掃除当番をするとか、短学活にだけ出るとかは?
…まあ、結局、そういう取り決めかた自体、受け入れられないようなのです。
「これなら学校に行ける」…そもそもその発想が「本当は行きたいのに行けない」という前提の考えなのだから。
「これなら学校に行ける」ではなく「これなら学校に行ってもいいかな(本当は気がすすまないけど)」
くらいの意欲なのです。
なんか、らちがあかないので、内容ではなく時間的なもので決める事にしました。
娘は、週に1回30分程度で学校に行くのなら行けそうだという事。
少しの時間でも毎日とか、
週1だけど1日いっぱいとかはまだまだ難しそうです。
「わかった、とりあえずその事を先生に相談する事にしよう」
なんかドサクサに紛れて、まるで娘が学校に行きたくて先生に相談するみたいなスタイルになっていますが、いいんです。暗示です暗示。