スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

憂鬱な修学旅行(やっぱり)

中学校生活で最大とも言えるメインイベント、修学旅行。

そんな季節となりました。

修学旅行については、2年生の3学期から少しずつ話し合い、準備が行われます。

それ以前に、担任の先生から、グループ行動や宿泊部屋などは、支援学級のみの構成でやると聞いていたし、

(そのほうが娘は安心して行動できる)

小6の修学旅行はギリギリまで説得したものの、結局参加できなくて、後になって「なんで行かなかったんだろう」と後悔していたので、

今回こそ、楽しみに、そして楽しく過ごせることを、信じかけていたのですが…

 

数日前、

「修学旅行、行くのヤダな」

とポツリ。

ふぇ!?!? と、耳を疑いましたよ。

(疑いたい願望)

 

で、

時間がゆっくり取れる時に詳しく聞いてみたんですよ。

 

すると、いくつか心配な要素が出てきたので、アドバイスしたり一緒に考えたりして、大まかには解決したんです。

 

それで、話し合った事を、一応担任の先生にも連絡しておくねと話したんですが、

自分で言えるなら直接言ってみたら? と勧めたんですよね。

(できれば自分の口から伝えてほしい)

 

しかし、どうやら担任のことは苦手らしい…

という事が、今になって判明したわけです。

 

いや、何となく、そんな気もしてたんですよ。

 

昨年度の後半から、連絡帳には時々、

娘の苦手さに関する報告が、チクチクと書かれたりしました。

それでふと、娘は担任のこと、どう思ってるのかな? なんて、新学期になってから気になってたんです。

 

昨年度の後半くらいから、

コミュニケーションがうまく取れない、

質問に対して返事が遅くうまく返答できない

指示したことが実行できない、

わからないことを質問できない、

などの指摘をされるようになりまして。

 

そう連絡帳に書かれましても「その通りですが何か?」と言いたくなってしまいました。

(言ってない)

だから、これまでもずーーっと、それを踏まえて関わり続けているのですが?

 

先生はそれらの事を、

娘がどうしてできないのか考えた事はありますか?

どうすればできるようになるか考えてくれてますか?

そこまで求めるのは、学校では無理ですか?

 

なんか、修学旅行、嫌なら行かなくてもいいよ、と言いたくなりました。

でも、その事ですべてを諦めるのは何だかもったいないくらい、

修学旅行はいい経験ができると思っているので。

 

もしまた渋ったら、

「大丈夫だよ、行けばなんとかなるから、行っておいでよ」

と言うつもりです。

 

しかし学校に関しては、もし担任と顔を合わせるのが苦痛なら、

「行きたくないなら、学校休んでもいいよ」

と、難なく言えてしまいそうな母がいまして。

 

あんなに不登校を恐れていて、実際、不登校になって心が折れていた頃に比べると、

随分、大人になったなあと自分を褒めてます。

(褒めちゃいかんところ?)