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スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘 (13歳) と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

罪つくりの家

兄のこと

今回のちー(長男) のクリニック受診の際、医師から

「何か好きなことはあるの?  将来、何がしたいの?」
と聞かれていました。
「う〜ん・・」
相変わらず返事はもっさいのですが、ちーなりに好きなことはあるのを私は知っています。
家ではコツコツ熱心にやっていて、時間があればいそしんでいるので、結構好きなことだと思うのです。
先生に突然聞かれても、すぐに答えられないのはわかる気がする。
でも、何だか、その好きなことに対しての自信がないように感じます。
自分はこれが好きだけど、本当に好きでいていいのか自信がない・・
自分の好きなことを将来にどうやってつなげられるのかわからない・・
自分の好きなことをまわりがどう評価する(している) のか・・
「好きなことは何か」
「将来、何になりたいか」
これは、小さい頃から大人たちによって質問されてきたセリフだと思います。
小さい頃は純粋に、単純に、漠然と答えることができたのかもしれません。
でも自分がだんだん大きくなるにしたがって、そういうわけにも行かなくなる・・
何かを続けることはそれなりに忍耐もいるし(例え好きなものでも) 、
なりたいものをかなえるには、願うばかりではかなわない、努力が必要になる。
・・それを現実に考えた時、
自分だけの頭の中で考えていた甘いもくろみは、少しずつ危ういものになってしまう・・
ちーは家でも
「将来何になりたいかわからない」
「仕事は何をしていいかわからない」
と言います。
本音なんだろうな。
好きなことは確かにあるのに、
それが仕事につなげるには不安定ではないか?
好きなことばかり追いかけても、働くことはできないのではないか?
・・・そう植えつけてしまったのは、親である私たち大人の罪なのかもしれません。