スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘 (14歳) と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

いじわるオバサンの卒業式

地域の卒業式に出席しました。

地域のボランティア的なお手伝いをしている関係で、お呼ばれされるのです。
自分の子どもの卒業式はそれなりに緊張感があり、かえって気持ちに泣く余裕もない感じですが、
お客さん的立場で出席するのは、違う思いや見方があって、それもまた楽しみなのです。
上の子どもの時もそうでしたが、
毎年のように入学式卒業式は、有名人の結婚記者会見よろしく⁇ たくさんのビデオカメラ、たくさんのスマホ・・
運動会•学習発表会も同様です。
座っていてもそれらの器械を手にしてかざすので、その隙間から子どもたちの顔をのぞく・・という感じです。
うちの家でも以前、学校行事にはビデオカメラを持参していました。
でも、小学校に入った頃から次第に遠ざかっていきました。
主にビデオの担当はオットだったのですが、
自分の子を見ているのか、レンズを見ているのか、何を見るべきなのか?
だんだん虚しくなってきたのです。
なのでもうやめよう、リアルタイムで子どもの姿を見よう、
レンズではなくて、肉眼でこの雰囲気を焼きつけよう・・
レンズにはありのままの光景を残すことはできても、生でしか感じることのできないその場の雰囲気や「思い」を映すことはできないと思うのです。
まあちょうどいい頃合いで、ビデオの調子も悪くなってくれますので。
その録画や写真が、人生で何度役に立つのかな?
確かに子どもにとっては自分の姿を客観的に見ることができて、行事が終わってからの楽しみの一つではあるようです。
親たちの、より良い席を取るために早い時間から並んで、我先にと人を押しのけて勝ち取った勝利を、子どもは誇らしげに愛されていると感じるのだろうか。
親たちの、我が子をベストアングルで捉えようとする姿を見て、拍手のまばらな行進を当然のように感じるのだろうか。
親たちの、レンズの先に映し出されている姿は、子どもの立派に成長した姿なのか、こんなに立派に育てた立派な親を映したいのか・・
なんか、意地悪臭くなってきたのでお終いにします。