スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

『間、髪を入れず』が正しい

時々、こんな想像をします。

私と娘なり息子なりが一緒に並んで歩いています。
そこに急に車が突っ込んできたら・・
上から鉄筋が落ちてきたら・・
私は子どもを守れるのだろうか?
このような想定は、ただ反射的に行動する場面です。
思考とか判断するとかの、間髪を入れない状態です。
そんな時に、私は迷わず(迷うヒマもないでしょうが) 子どもを守れるのだろうか・・
普段、
親は子より先に死ぬもの、
もし子どもが大病になったら、自分が変わりたいと思うかもしれない。
できるだけ、親として子どもを守りたい・・
そんな事を考える事もあります。
だけど、いざその状況に直面したら、
本当のところどうなのかなんて
誰にもわからないよなあ・・
実際、頭で考えていることと、
咄嗟的に行動することが
一致するとは限らない。
・・そんなつもりじゃなかったのに・・
どんなふうに転んでも、そんな思いにかられるかもしれない。
そんな思いにかられないように
常々イメージしていたとしても・・です。
その結果が自分にとって残酷であっても、
それくらい、自分という個や
生き物の本性なんて
わからないものかもしれないなあ・・