スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

哀戦士 (浮かんだだけ)

娘は夫に対して反抗的な態度をとる。

オット「〜してくれない?」
娘「…」←シカト
オット「〜しなさい」
娘「いやだ」
反対に娘からオットに近づいたり言いよることもない。
調子よくとか、その場その場で都合よく接するのは考えられないみたいだ。
娘には兄が2人いるのだが、
兄達には反抗的な態度を取ろうにも、
まず兄達のほうが娘にタッチしない。
娘に話しかけもしない。
理不尽な態度は取らなくなったけど(取っている時期もあった) 
娘の言動に対して、うざったさや不快に思う事はあるようだ。
また娘のほうも、兄達には近づかない。
もっと幼い頃は近づいたり、かまってほしそうな?時もあったけど、
だんだん距離を取るようになった。
なので頼み事はどうしても母親の私に集中してしまう。
例えばそれが、直接母親に頼むべき事なら構わないんだけど、
本当はオットもしくは兄に頼みたい事なのに、
直接は頼みにくいので私に頼みに来るという・・
まるで言葉クレーンのようだ。
 
娘の態度がどうであれ、
オットが娘と関わり持とうとしてくれるのは、
私にとって大変ありがたいし、気が楽になれる。
私1人で娘と向き合うのはしんどいだろう。
時々「その言い方はちょっと・・」なんて思う事もあるけど、
オットはオットのやり方、感性で関わってくれればいい。
方向性は同じなのだから。
一方、兄ら。
兄達にとって妹(娘)は
時々鼻につく事をやるけども
現状はじゃまにならない程度には差し支えない感じ。
なので、兄達から娘に関わりを持とうという姿勢は、ない。
それは娘にも言える事なんだけど。
兄達には、娘がそうだからとしても、
兄達からは何らかの関わりを持ってくれると
本当はありがたい。
兄達にも私たちと同じ方向を見つめてもらいたい・・とは思う。
手段や方法は違っても構わないしむしろそれでいい。
今すぐは無理でも、家族で同じ方向を見つめる。
それくらい心強いことはないのかもしれない。
 
だけど、私にはどうしてもその辺りのことを
兄達に強いることはしてこなかった。
できなかったとも言うのか・・。
障がいのある家族の1人に、
家族みんなで協力する。
家族としては理想なのかもしれない。
でも、個人個人の心の中のことはどうだろう。
多分、色んな感情が渦巻くのではないかと思う。
大人でさえ、親でさえ、母親でさえそうなのだから、
まだまだ子どもの兄達には複雑な思いがあるでしょう。
協力するとか、関わりを持つとか、
今はまだ急がない・・ほうがいいような気はする。
きっと娘が生まれた時から
すでに娘と向き合って生活してくれていたのだろうから。
それでも家族として、小出しでアプローチできたらいいなあと思ったりする。
「家族」「夫婦」「我が子」
この辺の単語は苦手で、めったに使うことがないなあ・・。