スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

娘の気持ち

娘が学校に行きたくない…と休んだ時、ああ、もう限界かあ…と思ったのだが、

母としてはそれなりに心当たりがあるわけで。
心当たりというか、これまでの朝の様子や学校しぶりを長い間見ていれば、
ああ、とうとう…と思うもの。
はっきりとした理由はわからなくても、
おおまかには疲れたんだな、しんどくなったんだな、限界がきたんだな、と。
それは母からの視点。
娘からは結局、今も何故学校に行きたくないのか、もしくは行けないのかの答えはもらえていない。
時々、聞いてみるけど、だんまりで表情も固くなる。
言葉にできないのか、するつもりがないのかわからないけど、
娘にもそれなりの心当たりはあるのだと思う。
では学校は?
学校には学校なりの心当たりがあるのではないか?
支援級から通常級に移るために練習期間を設けて、それに向けて取り組んでいたんだから。
そして突然休んだのだから。
入学してから今まで、病欠以外はずっと登校してきた。
その児童が突然ばったりと休みだす。
親が行くなと言っているわけではない。
親だって登校してほしいと思ってはいる。
周りから無理に行かせても逆効果だと言われ、親も無理強いはできないと思ってはいる。
きっと本人が動こうとしないだろう。
その状況をみて、学校は何を思うのだろう…何も思ってないか…。
学校で過ごしてきた細かい様子は親にはわからない。そして届かない。
先生だって見ていなければ気づかない。
だけど、明らかに実際に起きた事実や直接関わったやり取りは、知らなかったじゃすまされない。
そんな小さな事実をかき集めて、学校のそれなりの心当たりを、
いつか語ってくれるのだろうか…。
娘が何故学校に行きたがらないのか、行けなくなってしまったのか、
ただの娘のわがままなのか?
学校は万全の対応をしてきてのこれなのか?
違うだろう。
ならば、どこかでお互いの心当たりを言い合える機会があるといいな。
娘の言い分もそこに加えられたらいいのだけど。
娘の気持ち…その理由を話してくれる事が、
学校に働らきかける鍵になるような気もする。
とにかく学校に行こうという準備ができなければ、
学校は動けないらしいから。