スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

迷いみちくねくね〜♪

久しぶりのブログです。 娘が不登校になって3ヶ月が経ちました。 5月の後半は何となく気分がすっきりせず、 文字を書く気も文字を読む気も低くなってしまい 遠ざかって違う作業をしていたり。 その間も、現在・過去・未来…と 渡辺真知子さんの歌のようにく…

ぼくたちの失敗

娘の不登校をきっかけに、色んなところに相談に行って、話を聞いてもらったりアドバイスしてもらっています。 「娘が勉強する時に配慮すべきことはなんですか?」そう聞いたことがあります。すると、 「失敗をさせない事」 だそうです・・ぐぬぬ・・ そんな…

ねえどうして涙が出ちゃうんだろう

とある相談機関へ娘と行ってきました。 最近娘は 相談関係の人に会うのをけむたがっていたのですが 病院と今回の相談だけは 一緒に行ってほしいとお願いして 娘の許可をもらっていました。 当初は相談員の人に 娘からも色々話を聞いてもらい 娘に対してもあ…

どうして(親は)ほめられたいんだろう

子どもの事でほめられると、天にも昇りそうな気持ちになるものです。(ちよっと言い過ぎですね) 定型の子どもであってもそうですが、障がいのある子に対して 「お母さん、よく上手に育てられましたね」 なんて言われれば、 例え子育てが自分1人のちからではな…

ドラえもんのもしもボックス

ゴールデンウイークも過ぎ、娘とわたしは何となく間延び状態です。 娘が不登校になって気づいたのですが、 娘を学校に行かせなければ・・というストレスがないって こんなに楽ちんなんだ・・と実感しています。 日中娘と2人で過ごすことに多少の窮屈さはあり…

海の上の蜃気楼

山育ちのせいか海のある街に住みたかった。 幸い車を少し飛ばせば海を見に行ける。昔も今も。 海水浴は好きでも嫌いでもなく、そういう感情すら湧かなかったが、海には時々無性に行きたくなった。 見に行きたい、会いに行きたい。 夏真っ盛りの海はどちらか…

さよならカウンセリング

兄1とカウンセリングに行ってきました。 兄1が「もうやめたい」というので、どんなふうに行われているのか私も同席することにしました。 カウンセリング前に必ず主治医との診察が入ります。 最近の様子など簡単に受け答えしてすぐに終わるのですが、 今回は…

あ、5月だった

もうすぐ月が変わるなあと思いつつ、 今やっと今日が5月だと気づきました。 不登校生活って曜日があやふやになるだけでなく、 何日だっけ・・も通り越して 何月だかの区別もつかなくなってくるんですね・・こえーこえー。 いや逆に日付とか曜日とか関係なく…

「自分のこと」をおしえる

自閉症・アスペルガー症候群「自分のこと」のおしえ方 (ヒューマンケアブックス) 作者: 吉田友子 出版社/メーカー: 学習研究社 発売日: 2011/04/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 3人 クリック: 13回 この商品を含むブログを見る Amazonで購入しま…

春の約束

もう4月も終わります。 来月予定している相談機関と、病院の診察については娘に了解をしてもらいました。 よかった・・・ 相談関係の人に会うのがうっとうしくなっているようだったので、 「もしかしたら拒否されるかも・・」 と心配でした。 先日お会いした…

相談は誰のため?

娘が「相談には行きたくない」と言いました。 ・・そうです、相談したいのは私なんです。 娘の中ではもう相談終了なのです。 娘が不登校になってから、手当たり次第あちこちに相談の予約をしていたので、 しかも1度きりでなく2度3度と続く相談(のようなもの)…

本人告知への道⑧ 最終章〜終わりのはじまり

3度目の正直でやっと辿り着いた「今」。 わたしはこの今を大切にしたい。 もうチャンスは逃さない、逃したくない。 今のほかに、いつがチャンスなの? 娘は答えを必要としている。 謎を解きたがっている。 今、すぐじゃなくてもいい、 少しずつ元気を取り戻…

本人告知への道⑦

通常学級の練習期間は、娘にとってもわたしにとってもつらい日々でした。 6年生の移籍に向けて、支援がなくても過ごせるように、協力級の中ではほとんど見守りの形で様子を見ていたのだと思います。 通常級に移ったら支援は途絶えてしまう。 だから少しずつ…

本人告知への道⑥

4年生の冬、告知の方向へは進まなかったけれど、 娘が通常級へ移りたい、という決意を示した5年生・・ その時が2度目の告知のチャンスだったのかもしれません。 医師から障がいについて本人に説明してもらい、それであえてどうしたいか考えてもらう・・ 通常…

本人告知への道⑤

運命の5年生・・娘にとって、踏んだり蹴ったりな1年だったかもしれません。 新年度からいやな予感はしていました。 支援級の中で1番評判の悪い先生が、娘の担任になったからです。 しかも男性・・ わたしの理想からはかなりかけ離れてしまいました。 しかし…

本人告知への道④

「そろそろ障がいを告知・・?」と意識するようになったのは、4年生の冬です。 それ以前から、少しずつ友だちとの関わりで小さなもめ事や悩み事が出始めてはいたのですが、 「どうしてわたしは支援級なの? あんなバカな人たちとは一緒にいたくない」 「わた…

本人告知への道③

娘にはいずれ障がいについての説明をする時がくるだろう。 そこは避けては通れないだろう・・ そう感じたのが小学校にあがってからなのだと思います。 支援級に在籍することを、時折知り合いに説明しなければならない時があります。 それは主に、同じ境遇の…

本人告知への道②

はじめて2人で医師の診断を聞いた時、オットは「軽いんでしょ?」と言いました。 その後、娘のことでオットとは殆ど話しませんでした。 わたしの中でその一言がずっと引っかかっていたからだと思います。 オットの娘の障がいに対するイメージが、この一言に…

本人告知への道①

娘が自閉症スペクトラムと診断されて8年半、いつから本人への告知を意識し始めたんだろう・・ 記憶がおぼろげですが、多分小学校入学の頃だと思います。 それまでは、年齢的にももちろん、娘の理解力も少なかっただろうし どうやって伝えるべきかのイメージ…

うたを忘れたカナリア

久しぶりに娘とあれこれ会話する時間がありました。 きっかけは『たまごっち』 娘が大好きなアニメで毎週録画して時々観ています。 その録画を観ている時、娘が 「馬鹿な人とは付き合いたくない」 みたいなことを呟いたのです。 本来、娘は毒舌です。 思った…

あなたはわたしのたからもの〜ジッタリンジンふうに

大人を、親を信頼できなくなってしまった子どもたち・・ 親としてできることは何だろう。 誠実に向き合いたい、 嘘はつかない、ごまかさない、 説教するより聞き役になる、 感情や思いを吐き出させてインアウトのバランスをとる、 あなたの味方だってこと伝…

2人が共鳴しあうもの

高校の先生は信用できないと言う兄1。 何かを言われても、それが本気なのか冗談なのかよくわからないと言う。 何かを相談する気にもなれず、何かを聞かれても答える気になれない。 あ、それってカウンセリングと同じじゃない・・? そして、中学の時も、周り…

家庭内カウンセリング

夜、娘が二階に上がったのを見計らって、兄2人とキッチンで話しました。 娘の不登校が長くなりそうなので、そっと見守ってほしいこと、 これからも相談などでわたしが娘と一緒に動くと思うのでよろしく、 みたいな感じです。 兄2人もそれぞれ大事な時期では…

続 兄1の忘れもの

兄1がカウンセリングを受けたきっかけは、 学校を休みだした娘に同調するかたちで、兄1もまた学校を休み出したことです。 その時に「精神科にかかりたい、うつかも」と言い、こころが疲れてるような印象でした。 兄1は中学校でもそんな時期がありました。 兄…

兄1の忘れもの

兄1は現在カウンセリングを受けています。 3回目になるのですが「カウンセリング受けてどう?」と聞いてみました。 どうやらいまいちらしい・・ 検査をしたけどその結果を教えてくれない、 質問ばかりしてくる(聞きだされる印象なのか?) もっと熟練者がいい…

甘なっとう好きな甘ちゃん

あいつは家にお金がないから働こうと思ってるらしい。 だから、お金のことは心配しなくていいって言ってるじゃない。 甘ちゃんのあいつが高卒で働いて、長続きするんかい・・ なんでそんなにお金のこと気にするの? いや、たしかに金持ちじゃないけどさ・・ …

素人お母さんの診断好き

娘は幼稚園年少組からの入園でした。 その半年前には診断を受けていました。 なので入園の際に、療育広場のほうから引き継ぎや介助員の要請をしてもらいました。 この幼稚園は、以前から障がいのある子どもの受け入れをしていて、 兄たちが通園の頃にも自閉…

娘にもこんな彼がほしい

『ボクの彼女は発達障害』を読みました。漫画だと思っていたのですが、図書館で貸出予約していざ本を開くと文章のほうがやや多かった・・漫画が読みたかったのに・・ でも読んだ感想は、悪くなかった。 淡々と2人の、というか、くらげさんから見たあおさんの…

薄笑いはガッテンできない

やはり娘には『障がい』という言葉を使って説明したほうがいい。 その気持ちが私の中で日に日に強くなっていきました。 できればドクターから説明してもらうのが助かりますが、 ドクターと会うのは3ヶ月も先のことで・・ 何だかそんなに悠長にかまえてもいら…

思い過ごしもカウンセリング

スクールカウンセラー(以下SCた略) さんとのお話は娘にとって煩わしく、 あまり触れてほしくないところに触れてくるうざいオジサン・・ ついイライラして落ち着かなく、貧乏ゆすりなんかしちゃう・・ そしてついポロッと本音が出ちゃう・・ そんな存在に感じ…