進撃っぽい壁
「1番つらいのはお子さんですから・・」
この言葉、どうしても好きになれない。
どうしても、胸に引っかかってしまう。
時々、
相談をしている専門の人から、
同じ障がいを持つお母さんから、
その言葉を投げかけられるのです。
「1番つらいのは子ども」・・・
確かにそうかもしれない。
いや、そうなんだと思う。
・・だけど、それって
どうやってわかるの?
どっちがどれだけつらいかなんて
自分でもわからないし、
それが例え
専門家だろうが、同じ境遇の親だろうが、
他人のあなたにわかるのですか?
・・その言葉って、
ただ使ってみたいだけじゃなくて??
専門の人が使うと、
「はい、あなたのグチはここまでねっ」て壁を作られた気になるし、
同じ親から言われると、
「はい、私は物分かりのいい親ですから〜っ」
て言われた気になる・・
・・ちょっと大げさですが・・
それくらい、引っかかるのです。
子どもがつらいのは百も承知で、
だから、代われるものなら代わってやりたい・・
それができないから親もつらいわけで・・
「このつらさを子どもにはわかってもらえない」
とかだったら、
「こんにゃろっ」
て感じですが・・
「代わってやれない親のつらさ」
みたいなものもあるわけで・・
せめて
「お子さんと同じくらい親御さんもつらいんですね・・」
とか、
わたしなら言いたい。