スペクトラムしい日々

自閉症スペクトラムの娘と家族、母の日常をゆらゆらと書き綴ろうと思います

来月はクッキーデー

ありがたいことに娘には朝、一緒に登校してくれる友だちがいます。
幼稚園からの顔見知りで、クラスは違うのですが近所なので、1年生から続いています。
2年生の途中までは、私も付き添って登校していました。
迷うとか、危険なわけではなかったのですが、娘が心細いようで、付き添いを望んだからでした。
友だちと一緒に登校するといっても、娘は、まーーーーったく話しません。
話しかけられても返事もおざなりだし、はたから見ると、1人の世界に入り込んでる感じです。
そして1人でさっさっと歩いて行ってしまいます。
これは私が付き添うのをやめてからも同じでした。
これじゃあ、いつかは愛想つかされちゃうよ…
時々は娘にそれとなく促しても、様子は変わらず。
それでも娘は一緒に登校しているつもりだし、一緒に行くのが楽しいと言うのです。
むー(娘の仮名) はよくても、みんなはどうなの・・?
4年生の時、とうとう恐れていたことが・・
一緒に登校している意味がないので、別々に行こうと言われてしまいました。
娘は多分ショックだと思うのですが
「そうだよね、しょうがないよね」
と納得したようなコメント。
それで一時期、1人で登校。
私はついていってもよいのですが、さすがにもう恥ずかしいようで断られました。
5年生になって、なんだかんだと再び友だちと一緒に登校することに!
うれしいです・・よかったです・・
娘は何にも言わないけど、迎えに来てくれた時、嬉しそうな顔でした。
それから私は、朝、友だちが迎えに来ると時々玄関まで行き、娘が用意している間友だちと話したりします。
今まではあんまり親が介入するのを避けていたのですが (なんか、うちの子頼むね〜みたいになると重いかなと・・) 、
やっぱりそれとなく友だちの様子や、「いつもありがとねー」のねぎらいの言葉や、「(みんなに) いってらっしゃーい」・・そういう小さなことって大切にしたほうがいいなと思いました。
そしてたまーにですが、お菓子作りなどにお誘いしてみるのです。
あまり裏工作は気がひけますが、
いつかは愛想つかされても、少しでも長く一緒に登校してほしいな・・