感情は檻の中
放課後等デイサービスに行ってきました。
週に1度の利用なので、通い始めてまだ数回ですが、今のところ楽しみに通っているようです。
そこのデイサービスは臨床心理士さんが運営しています。
通い始めて間もないのと、娘が不登校のためか、心理士さんが折に触れ私と話をする機会を作ってくれます。
今回も娘を送った時に、「時間があればお話しませんか~」と言われ、心の準備もないまま、とりとめのないことを話してきました。
母から見て気になっている娘のことは、
①困った時に困っていると言えない、困っていることすらわからないかもしれない。
②自信がなく途中であきらめてしまう。
③自分の感情や「ありがとう」「ごめんなさい」がうまく言えない。
だいたいこの辺です。
その辺のことについて、心理士さんから具体的なお話をしていただきました。
詳しく書きたいのですが、寝て起きたら半分くらい忘れてしまいました。(悲しい汗)
まあ、話を聞きながら、そーかそーか、うんうん、そうなのそうなの、
・・・って頷いてることって、案外頭に残らないんですよね・・・
頭の中ではもう確認済みで、「了解!」になっているから・・・
あくまでも私の勝手な自己判断と思い込みですが・・・
その中で、寝起きの頭でもまだちゃんと残っている台詞がありました。
娘が感情をうまく出すことができない・・・という話題になった時に心理士さんが、
「発達障がいのお子さんに、自分の感情をおもてにうまく出せないことについて聞いてみると
『自分の心の中に檻があって、その中にうれしとか悲しいとかの感情が閉じ込められている。感情がないわけじゃなくて、その檻の中から感情を出すことができないんだ。なにも感じてないわけじゃない』
と表現していた」と話してくれました。
ああ・・・なんか、わかる・・・
イメージが浮かぶ・・・
娘の心の中の、真っ黒で太い鉄格子でできた大きな檻。
その中にごちゃごちゃとした感情がぎゅうぎゅうになっているのかな?
鉄格子が頑丈で隙間がせまいから、
そこから感情が漏れ出すことなんて、なかなか難しそうだね・・・
だけど、デイサービスのその日、スッタフさんやほかのお友達と
楽しそうにゲームをしていたこと、やわらかく微笑んでいたこと、
家の外でそんな表情を見たのは、何カ月ぶりだろうね・・・